てんとう虫コミックス『ドラえもん 第12巻』①

今日(2月20日)は犬が殺される映画を観ないで終わってしまった……。

代わりにてんコミ版『ドラえもん』12巻を読みながらメモを残しておく。

ドラえもん』は様々な読解が可能な漫画だが、この時刻から真剣な読解を開始すると日が昇ってしまうので、簡潔に、要点のみを記す。

1.ミサイルが追ってくる

のび太が「ゆうどうミサイル」というストレートすぎる名前の秘密道具をジャイアンに向けて発射するお話。

「ゆうどうミサイル」は弾速が非常に遅い代わりに目標をどこまでも追いかける性質があるので、ゆっくり推進するミサイル&それに並走しつつ激励するのび太 VS.逃げるジャイアン、という斬新な構図が描かれている。

追っ手を振り切ったと思って胸を撫で下ろした瞬間ふたたび追走が再開されるという、映画なんかでよくあるパターンも抑えてある。名エピソード。

2.ベロ相うらない大当たり!

タイムマシンを使った、ちょっといい話系のエピソード。

作家志望の男・元高角三(げんこうかくぞう)が長年の夢を叶えるお話なので、ワナビ諸氏には是非ともオススメする。

3.ウラオモテックス

道具のネーミングセンスが光る。あとのび太が足でけん玉してる。

嘘や建前を扱ったエピソードは藤子・F・不二雄作品に度々登場するが、概ね「円滑なコミュニケーションのためには嘘も必要だよね~」というスタンスで一貫性がある。

4.わすれ鳥

自分もよく物事を忘れるので「わすれ鳥」欲しいです。のび助が最終的に痴呆症を治せなかったオチは身に摘まされて仕方がない。

ひみつ道具対処療法に過ぎないという『ドラえもん』内の不文律を4ページで表現した優れたエピソードでもある。

5.よかん虫

最後のコマ

「どんなよかんがしようときみのかってだ。けどね! ぼくをまきぞえにするのはやめてくれ!」

という身も蓋も無いドラえもんの台詞で締め括られる、最高級のエピソード。

 

この巻はエピソードが20あるので、これで四分の一を読んだことになる。

ドラえもん』を読み返すのは久々で、新鮮に思える絵面が次々と視界に飛び込んでくる幸福な時間を過ごせた。明日もやりたい。たぶんこれで一生過ごせる。

 

あと自分の語彙力に対して苦言をちょっと。

各短篇に対して「名エピソード」だの「最高のエピソード」だのコメントしていると、ボジョレー・ヌーボーのコピペみたいな感じになってしまうぞ。大丈夫か?